# メッセージの記録と再生
ROSメッセージを記録し、後で同じ順番やタイミングで再生することができます。
- 例えば、取得が難しいデータ(準備に時間がかかるタスクなど)を記録すれば、同じデータで何回もテストを行うことができるので、非常に便利です
記録されたファイルは**bag**(バッグ)と呼ばれます。
- データはバイナリ形式で保存されます
---
記録と再生には`rosbag`コマンドを使用します。
```bash
# 記録(Ctrl + Cで停止)
# すべてのトピック
rosbag record --all
# 一部のトピック
rosbag record <記録したいトピックのリスト>
# -Oを使って、出力するバッグのファイル名を指定できる
rosbag record -O <バッグ名> <記録したいトピックのリスト>
```
```bash
# バッグ情報
rosbag info <バッグ名>
```
```bash
# 再生
rosbag play <バッグ名>
# 再生速度などのパラメータを設定できる
rosbag play --rate=0.5 <バッグ名>
```
---
より詳しい説明はこちらにあります:
https://qiita.com/srs/items/f6e2c36996e34bcc4d73
---
→ [実習その2](v5_2.html)
← [イントロ](v5_intro.html)
↑ [ホームページ](index.html)